【Vol144】村人インタビュー・・牛の生態について

ブログのタイトルにもなっている牛は、ドンラム村に行くと必ず見かけることになるだろう。

でも、牛について、私たちはまだ何も知らない。そこで今回、牛の飼主にインタビューを行うことができた。ちなみに、飼主は生茶クッキーの生産者のひとりでもある、ヒエンさんだ。

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ヒエンさんは40歳。元気なお母さんだ。

ー牛の名前はなんて言うの?

「ボーだよ、ボー(ボーは『牛』の意味。特に名前は付けていないようだ)。」

ーなんで牛を飼っているの?

「ふだんは2頭の親牛を飼っていて、生まれた子牛を育てて売るんだよ。生後8カ月くらいで業者に売るよ(正確には聞き出せなかったが、恐らく食肉業者)。」

ーいくらで売れるの?

「体重にもよるけど、300万ドンくらい(約15,000円)かな」

ー1年に何頭売るの?

「1頭しか生まれないから、1頭だけ」

ー育てるのにお金はかかる?

「散歩させてそのへんに生えてる草を食べるだけだから、タダだよ」

ー牛のミルクは飲めないの?

「この種類の牛は、人間は飲めないね」

ー他には牛は役に立つ?

「農地を耕す時と、フンが肥料になるね」

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常に親牛を買い、子牛を育てて売る。素朴な形態ながらも、きちんとしたビジネスになっていることに驚いた。農家にとっては年15,000円程度でも、元手がかからないこともあり、貴重な現金収入というところなのだろう。観光客が来たら牛車で散歩でもできたら面白いと思うので、こんど提案してみよう。

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女性たちが牛を散歩させに来ています。

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でかいです。つぶらな瞳がかわいい。



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