【Vol173】ベトナム語の試験を受けてきました

先日、ハノイにあるバックホア大学にて、ベトナム語の試験を受けてきました。レベルは3つに分かれていて、受けてきたのは中級です。ベトナム語に関する記事はこちら。

週に1度、木曜日の午後に開催されます。受験費用はなんと300万ドン(約15,000円)。青年海外協力隊員の場合、受かったときだけ、JICAから補助が出ます。

テスト自体はそれなりに難しい印象で、トイックでいえば600点くらいは要求されそうなイメージです。

とはいってもレギュレーションは緩く、制限時間は事実上なし(終わったら先生を呼びに行く)ので、なので、テキストやテストの難しさよりは難易度は落ちるでしょうか。パスポートを持ってきてと言われましたが、見せることはありませんでした。

覚えている範囲で内容を書いてみます。

聴解(聞き取り)

テキストの内容に即したものが1つ、ニュース原稿のようなものが1つ出題されます。それぞれ10問ずつくらい、4択の問題が並んでいます。先生が2人、2回ずつ読んでくれました。テキストの内容に即したものは解きやすいですが、ニュース原稿については難しかったです。内容は「世界各国の睡眠時間について」で、多くの情報を処理していく必要があります。一番難易度が高いパートでした。

読解

テキストの内容に沿ったものを読み、穴埋めに加え、内容についての問題を4択で答えます。穴埋めは比較的難易度の高い単語(洞窟とか)も出題されますが、事前学習しておけば対策は可能です。

文法

意外にこのパートも難しい。文法問題といっても、○と×を使って例文を書け(日本語での例:「したばかり」)、という問題なので、ヒントが少なくて戸惑う問題もありました。前後に文章があれば推測することはできても、それだけで例文を作れるレベルになるには、それなりの勉強が必要な印象です。

作文

200単語から250単語で作文を書きなさい、というものでした。テーマは「あなたの国とベトナムの国民性はどういう風に違う?」というものでした。かなりの量なので、持ち込んだ鉛筆の芯がなくなりかけてしまい、苦労しました。シャーペンのほうがいいです。

面接

5つくらいの質問文を渡され、1分ほど読み込んだあと、試験官と面接をします。内容は「ベトナムに住んでどれくらいになりますか」「どんな仕事をしていますか」「ベトナム料理で何が好きですか」といった簡単なものです。もっとも先生もユニークで、最初の質問で「私はJICAボランティアとしてドンラム村で仕事をしています」と答えると学者のスイッチが入ったらしく、ドンラム村の魅力について延々と語ってくれました。時間がなくなってしまったので、他の質問はほぼカット。これで低い点数なら泣けますね笑。

制限時間がないこともあり、見直しを含めると、2時間以上みっちりと試験をしたことになり、終わったらどっと疲れました。真面目に1年程度学習してきて、日常会話にあまり不自由しない方ならば、1日1時間の勉強を1-2ヵ月程度すれば対策はできる印象です。

せっかくベトナムに住んでいるのなら、仕事で使うことが少ない方でもチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

結果はまた後日書きますね。

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