【Vol193】帰国したら何をしたい?

月末には、もう日本にいる。まだ実感はないが、事実である。帰国後のこと・・ちょっと考えてみたい。

当たり前だが、経済的に独立することが前提となる。会社員時代に貯めた貯金はあるが、健康な30代の男なのだから、経済的に自立することが前提だ。

まずは住む場所。やはり生まれ育った東京がいい。2年間のドンラム村での暮らしを経ての実感だが、私は村に(100%は)馴染むということはできなかった。やはり私はいつでも好きな時にシャワーを浴びたいし、和式便所は使いたくない。村人、特に農民の仕事は尊敬するが、私は本質的に都会の人間である。ただ、農村にも馴染むことができ、居場所を築くことができる、というのが私の特徴だ。

ただ、東京を拠点にしつつ、いろいろなところで仕事をしたい。というのも、私が仕事で楽しいと思うことのポイントのひとつに「いろいろな場所に行って、さまざまな人と会う」ことが挙げられる。会社員時代もそうだった。加えて、海外にも積極的に出たい。ガッツリ入る(語学も含めて)ならば、バンコク、香港、台湾、ホーチミンあたりがいい。英語もガッツリ鍛え、英語、ベトナム語の他に、もう1カ国語をそれなりのレベルにしたい。中国はあまり気乗りがしないが、香港や台湾ならばOKだ。

次にやる仕事。ビジネスで、現場がある仕事。現場があるとは定義付けが難しいが、「画面上だけでは仕事が終わらない」職種である。つまりゲーム、IT、金融以外だったら、基本的にウエルカムである。ただ、ビジネスではあるものの、自分なりに「誰か」を幸せにする仕事をしたい。前職の不動産デベロッパー時代、一番辛かったのはマンション建設反対運動を起こされているプロジェクトに関わったことだった。

私はそれだけで通用する、特別なスキルは持ちあわせていない。ただ、特別なスキルを持つ人同士を掛け合わせ、場や商品を創り、ビジネスにつなげることのできる才能がある。生茶クッキーを例に出せば、農民×パティシエ×パッケージデザイナー×小売店×観光客というところ。そうすることで、ほとんど価値のない茶葉が、カネのなる木に生まれ変わる。このあたりのブランディング能力は、広告代理店に勤めている父に、なんとなく発想が似ている気がする。

いくつか目星をつけている会社、業界はある。基本的に独立ではなく、組織に所属したい。良質な組織に所属することで、自分の力が自然に引きあがるからだ。あとはちゃんと履歴書を作って、オファーも待ちつつ・・。

33歳。いまのスキルで独立すると、東京とハノイを行ったり来たりして、月に2,500ドルくらいはそれほど苦労せずに稼げる雰囲気はある。ただ、それでは足りないよね。2都市だけだと、リスクもある。それを早い段階でブラッシュアップしていき、3,000ドル、4,000ドルにしていく。40代に入って、いつでも独立して月5,000ドル稼げる。そういう人間になれれば、人生楽しく過ごせるだろう。

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