【vol16】打合せ
先週末はハノイに上がり、お仕事。
ハノイに、何しに行ったか、活動紹介をします。
VIRIは、ドンラム村をはじめ、ベトナムの農村の支援をしている組織。
特産品のラベルなどのデザイン、編集、印刷などをしてくれる。
ドンラム村では、生茶クッキーのパッケージを作ってくれたところだ。
生茶クッキーのパッケージ。キレイでしょ。
前任者も一緒に仕事をしていたということで、話が早い。
今回の目的は、村内での特産物販売に向けた、販促物の作成依頼。
配属先からは、特産品をハノイだけでなく、村内で売ってほしいと言われている。
しかしそれに対し、これまで僕は、あまり乗り気でなかった。
なぜなら、接客サービスや衛生管理に対する意識が、村の商店(村人)は低いから。
正直、僕が観光客なら、こんなところで買い物をしたくない。
とはいっても、マナーや衛生管理を教えたり、実行させたりするスキルは僕にはないし、うまくいくという確信がない以上、どうしても村内での販売支援には腰が重くなっていた。
村の商店はこんな感じ。
とはいえ、職場からの数少ない要請。やれるものから取りかかろうと思って考えた結果、村の商店を訪れた外国人のお客さんに、この商品がいったい何なのか、説明できるリーフレットやディスプレイを作成することにした。
店員(村人)は外国語を話せない。だから、商品に興味を持ったお客さんに、英語で書かれたリーフレットやディスプレイを読んでもらうだけで、この商品のコンセプトや特徴を理解してもらう試みはどうだろう、と考えたのだ。
さらに、そこに価格を印字すれば、ボラれる心配もなくなり、お客さんにとっての懸念を減らすことにもつながる。
そこで、広告デザインに定評のあるVIRIに、それらの作成支援を要請したというわけだ。
15分ほどのプレゼンの結果、幸い、VIRIも前向きに考えてくれそうだ。
残念ながら、配属先はハノイには同席してくれなかったが、ひとりでやるのではなく、配属先をうまく巻き込んで、このプロジェクトを成功させたい。
打合せの様子。フランス人から来たインターン生もいる。