【vol47】1年経過!ワーイワーイ
ベトナム首都ハノイ近郊、ドンラムで村人してます。青年海外協力隊員のminamiです。
日本を発ち、丸1年が経過しました。いろいろなことがありましたが、来てよかったなあと思っています。その理由はなんでしょうか。いくつか考えてみます。1.タフになった
私は東京の渋谷区出身です。
引っ越しは何度もしましたが、恵比寿と池袋と中野を結んだ三角形が生活圏のほとんどすべてでした。
そんな私がいきなりベトナムのド田舎農村に住んでいるのです。
日本人はおろか、外国人も私だけです。自分でもびっくりです。
先日、ハノイに住む日本人駐在員を案内したときに、食べる前に一生懸命ウェットティッシュで机を拭いている奥様を見て「すげー」と感動してしまいました。
そのウェットティッシュ、停電のときに体を拭きたいからくれと言いたくなりました。
毎日シャワーは浴びるようにしていますが、全体的に体は黒ずんできています。日焼けであればいいのですが笑
2.子どもが好きになった
大人になってから子どもと接した機会が少なかったこともあり、あまり得意とは言えませんでした。
でも村人になって、「子どもってこんなにかわいいの?」と感じています。
バイクで走っていると「Chu Minami!!!」(ミナミおじさん)と大きな声をかけてくれます。
言葉がわからなくても、変顔して鬼ごっこすれば、それだけで大ウケです。
日本語の授業中(記事参照)のひとコマ。
3.自信がついた
日本で生活しているときは、どこか自信がありませんでした。
それはきちんと仕事はしているものの、自分だけが負けないという分野を持っていない、という事実からくる自信のなさだったと思います。人の言うことを素直に受け取めていて、悪く言えば惑わされてもいました。
でも現在、ドンラム村について日本で一番詳しいのは、間違いなく私です。
ものすごくニッチな分野ですが、自分がNO1になっている実感というものは心地いいもので、不思議と自信を与えてくれます。
そうなると、いい意味で他人の意見を客観視することができます。他人の意見のうち、いいものだけを取り入れるようになれる、と言い換えてもいいかもしれません。
他人をうらやむことなく、また馬鹿にすることもなく、自分に自信がある状態がいい精神状態ですね。
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↓書いているうちに
「男はタフでなければ生きていけない。やさしくなければ生きていく資格がない」
という言葉を思い出しました。
タフでやさしい、そんな男になるために、明日もバイクで爆走します。
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