【vol48】あと1年で、なにする?どうする?
ベトナム首都ハノイ近郊、ドンラムで村人してます。青年海外協力隊員のminamiです。
さて、任期満了まで、1年を切りました。今日は、これから残された時間で実現したいことを少しずつ、まとめてみます。
前提として、帰国後には再就職という課題が待っています。
就職しないで自立できればいいのですが、そこまで割り切ることはできません。
大人として経済的に自立するために、私は就職という手段を選びます。
もちろん副業OKだったら、副業しますけどね。あくまでもメインのインカムの話です。
まず、再就職のためには「何をしてきたのか」という実績と、それを説明するツールが必要です。遊んできたわけではない、ということを、これまでの実績をもとに、ツールを使ってプレゼンしなければならないのです。実績づくりの話は、また後日。
もうひとつ、自分は何をしたいのか?という点が定まっていないと、数ある会社の中から選択ができません。
いまの私が会社を選ぶキーワードとして「現場」「ビジネス」「グローバル」が挙げられます。
ひとつずつ、説明していきます。
キーワード①「現場」
私は、日本では製造業が母体になっている不動産デベロッパーに勤めていたこともあって、ものづくりへのこだわりがあります。
帰国しても、ものづくりの現場と関わり、現場をリスペクトする仕事につきたいです。
ものづくりといえば、一般的には製造業、メーカーです。
とはいえ、メーカーだけに絞っても狭いので、「現場」という概念に広げました。
こうすれば、現場が見えにくい仕事=金融、保険、ITといったあまり興味のない分野を外せます。
キーワード②「ビジネス」
これはJICAという国際協力の現場にあって、ビジネス感覚のない人間と多く接し、強いストレスを感じてきたことによります。
10ドルの不適切な支出を正すために100ドルの労力を使い、10,000ドルの不適切な支出を見逃すといった事例を、これまでたくさん見てきました。
自分(たち)の力でリスクを負ってお金を稼ぐ喜びを感じられる現場に戻りたい、そういまは思っています。
キーワード③「グローバル」
私は日本が大好きですが、やはり一時帰国したときに、未来は相当厳しいと感じました。
理由は2つ。
まず少子高齢化により、市場が縮小していること。
日本とベトナム。街中の風景の一番の違いは、妊婦さんや子どもの数です。
次に、市場が縮小している割に消費者の目は肥えていて、さらに国民のマインドがいつまでもデフレであること。
よく「ベトナムも物価が上がって大変だよ」という声を聞きますが、物価は上がって当然なのです。
物価は上がり、給料も上がる。そんな国に活気が生まれ、人が押し寄せます。
日本の若者の間で、オーストラリアに出稼ぎに行くことがブームになっているという話を聞きます(参考)。農場のアルバイトでは、手取りで40万円以上、稼げるようです。反面、当然生活費も日本より高くつきます。「日本は経済大国で、給料も物価も高い」という話は、過去のものなのです。
さて、以上を踏まえたうえで、やらなければならないこと。
それを考えると、あと1年、今度は英語を勉強しようかな、と思っています。
日本でビジネスの実務経験と海外勤務(村人)経験あり、英語ビジネスレベル、ベトナム語日常会話レベルならば、スキルとして門戸が広くなりそうです。
いろいろと調べてみると、トイック850点程度ならば、「英語ができる」とみなされる確率が高くなります。
いまの私のトイック最高点は765点。それを100点アップさせるためにはどうすればいいか。
いまのホームステイ先から、もうすぐ引っ越します。
ついに一人暮らしになり、グッと落ち着けることが予想されます。
少しずつ、ひとりの時間を大切にして考えていきます。
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