【vol52】引っ越し完了!初ひとりぐらし編~

ベトナム首都ハノイ近郊、ドンラムで村人してます。青年海外協力隊員のminamiです。

現在、掃除機と洗濯機を探しています。読者の方でハノイ周辺で譲って下さる、売ってくださるという方、letteraamoroso@hotmail.comまで、連絡いただけると助かります。

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きのうから降り続く雨で一気に冷え込み、いまはフリースを着ています。ハノイには四季がありますが、すでに秋は終わり、冬に入ったという噂も聞きます。日が一日ごとに短くなり、日ごとに秋めいて(冬めいて)きます。

さて本日、ついに引っ越しが完了しました。

ホームステイを終え、配属先のある事務所の空き部屋に住みます。ここは歴代の隊員が10年近く住んでいたこともあり、歴史を感じる雰囲気です。

まだ半日程度しかいませんが、感想を一言でいうと

さびしい。

特に今日は土曜日ということもあり、職場の人もおらず、本当に一人っきりです。

寒さも加わり、日が暮れると、自分が世界にたった一人きりではないかと錯覚するほど。

これまで、ドンラム村の隊員は常に2-3人で活動していたため、1人きりになるのは私が初めてです。ひとりはやっぱり寂しい。

ヘッドホンをしなくても好きな音楽が聞けるし、トイレもシャワーも台所も、いつでも好きなときに使える。電話をしていて「誰と話しているの?」とからかわれることもない。ホームステイとは大違いです。正直わずらわしいこともあったのですが、でも今思えば、気にしてもらえる幸せがあるんだな、と思う次第。

今朝、ホームステイ先の末娘リン(8歳)が、がらんとした部屋に遊びに来て「ミナミ、今日はどこ行くの?」と言ってじゃれてきました。最初は照れて、ほとんど口を開くこともなかったリン。彼女にとっては、初めて接する外国人なのでしょう。いまでは私が教えた「だるまさんが転んだ」を、率先して村の子どもたちに広めています。まだ引っ越しという概念もよくわからないようで、「部屋がキレイだね」と言ってはしゃいでいました。

ちょっと泣きそうになりましたが、この家に住まわせてもらって幸せだったなと思いました。

私は26歳になるまで、実家を出た経験がありませんでした。その後シェアハウスに4年間住み、実家に戻って協力隊員になったため、一人暮らしは人生初の経験です。

とはいえ決まったこと。ここでやっていくしかありません。これもいい経験になるでしょう。自分を信じて、他人を信頼して、ここで生きていきます。

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ようやく荷物を詰め込みました。部屋は10畳ほどでしょうか。広く感じます。

何をしようと、何をしまいと、私の自由な1年間がやってきました。ますます自分の本当の力が試される、そういう気がしています。

↓日本からでもハノイからでも、ぜひ遊びに来てくださいね。大歓迎です。ドンラム村、風光明媚でとてもいいところですよ!たくさんの方に読んでいただけると励みになるので、ぜひクリックをお願いします。

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