【vol56】生茶クッキー支援~村内での販売編

ベトナム首都ハノイ近郊、ドンラムで村人してます。青年海外協力隊員のminamiです。

現在、掃除機と洗濯機(脱水機)を探しています。読者の方でハノイ周辺で譲って下さる、売ってくださるという方、letteraamoroso@hotmail.comまで、連絡いただけると助かります。

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嵐のように去っていった富裕層サハラ。村に静かな日々が戻りました。

さて、今日は生茶クッキーの話。(参考記事)

「ミナミ。午後はヒマ?私たち、モンフー集落(一番観光客で賑わっている)でクッキーを売ってくれる商店を探すから、手伝ってくれない?」

ある日、突然こんなメールが生産者の女性たちから届きました。

そう、長年の悲願だった、「クッキーをハノイだけでなく、村内で売る」ということについて、ついに生産者自ら動き出す気になってくれたのです。

そもそも、私が村内で売ることについてなかなか腰をあげなかったのも、村内で売ってくれる商店は、生産者の女性達にとって同じ村民で、ベトナム語が通じ合う間柄。集落が違うので微妙な距離感もあるのかもしれませんが、そこは生産者自ら主体的に動いてほしいという思いからでした。

さて、さっそくモンフー集落を巡回し、売ってくれる商店を探します。

まずはフンさんの家。ここはレストランを経営している古民家です。かなり観光客が多いのですが、売る人がいないという理由で断られてしまいます。生産者の女性達は「ミナミが売ればいいじゃん」と気軽に言いますが、私は売り子じゃありません笑ブログ

フンさん邸にて。もう既に十分繁盛していることもあり、私はあまり出入りしていません。

続いてハイロイさんの家に。ここもレストランを経営している古民家ですが、集会所のすぐ隣にある供物所で、ちょっとした茶屋を経営する権利を持っています。ここはほぼ2つ返事でOK。

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ハイロイさん邸にて。ここは味がいいこともあり、よく村を案内するときに利用します。

というわけで、きのうからクッキーを置かせてもらっています。

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日本語でのPOPぽいものも作成しました。英語でも書かなきゃ。

今朝、巡回に行ったところ、たまたまトアンさんという近くの村に住んでいるガイドのおじさんが、デンマーク人とともにやってきました。トアンさんが売りこんでくれたこともあり、3つ売ることに成功しました。

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私も一生懸命説明しました。英語で説明する機会はめったにないので、頭がこんがらがりました笑

村内で原材料から加工、販売までできれば、お金がより村で回りやすくなります。

私がいなくなった後も、村内で売る分には不確定要素が少なく、よい収入源になればいいなと思っています。

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↓最初は受身の姿勢ばかりでなかなか動かなかった村人が自主的に工夫するようになり、とても嬉しかったです。たくさんの方に読んでいただけると励みになるので、ぜひクリックをお願いします。

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