【vol58】村人、出家?煩悩を捨てよ~

ベトナム首都ハノイ近郊、ドンラムで村人してます。青年海外協力隊員のminamiです。

現在、掃除機と洗濯機(脱水機)を探しています。読者の方でハノイ周辺で譲って下さる、売ってくださるという方、letteraamoroso@hotmail.comまで、連絡いただけると助かります。

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金が欲しい、モテたい、肉が食べたい・・誰にだって欲望はあります。しかし、足るを知ることが協力隊員の勤め。

欲望を煩悩として捉え、謙虚な生活を送ることが大事です。

というわけで、きょうはお寺の話。

村で有名なのはミア寺という200体以上の仏像があるお寺です。ここは中心地から近いのですが、その分観光客も多いため、それほど積極的に足が向くことはありませんでした。

そんなある日、煩悩を捨て去るため、バイクでひたすら走っていたところ、見覚えのないお寺を見つけました。

バイクでないと行けないような急勾配の丘の上にある、村の外れに位置するお寺です。丘の上にあるからか、心なしか風が涼しく感じられます。

お坊さんもフレンドリー。歓迎してくれました。

本堂の中はかなり涼しく、木でできた床がひんやりしているため、つい座り込んでうたた寝をしてしまいました。

お坊さんの袈裟がおしゃれかつ涼しそうだったので、どこで作っているのか聞いたところ、なんとお寺に縫製工場が併設されていました。しかも出家もしていないのに、採寸の上、オーダーメイドで作ってくれるとのこと。完成が楽しみです。

お坊さんは女性なのですが、敬称はタイ・つまり男の先生に対する敬称を使うようです。

このあたりは仏教の文化的な背景が伺い知れて、なかなか興味深いです。

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本堂から見た風景。観光客もいなくて、静かで気持ちいいです。

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縫製工場の様子。手作りで袈裟を作っています。

buroguw.jpg

試着。せっかくなので作ってもらうことにしました。似合いますかね笑

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↓帰宅後にはお坊さんから、フェイスブックの友達申請が来ました笑 フェイスブックなんて煩悩のカタマリではないかと思うのですが、ベトナムのお坊さんも時代の流れに乗っているようです。たくさんの方に読んでいただけると励みになるので、ぜひクリックをお願いします。

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