【vol.59】村人、伝統衣装を身にまとう~日本祭りに向けて
ベトナム首都ハノイ近郊、ドンラムで村人してます。青年海外協力隊員のminamiです。
現在、掃除機と洗濯機(脱水機)を探しています。読者の方でハノイ周辺で譲って下さる、売ってくださるという方、letteraamoroso@hotmail.comまで、連絡いただけると助かります。・・・・・・・・
バングラデシュの情勢悪化を受け、青年海外協力隊が一時帰国を余儀なくされるとのこと。
もちろん私は日本が大好きだし、帰りたいと思うこともしばしばだが、このような形で帰国を余儀なくされるのは、悔しいし、やりきれないと思う。また任地に戻れたとしても、見えない恐怖と闘いながらの活動は、それだけで神経をすり減らしてしまうだろう。私は幸い、治安の面で危険な目にあったことはない。任地ではみんな日中は家にカギなんかかけないし、夜に人気のないところを出歩いてもまず何も起こらない。闇夜に紛れた牛の糞を踏んでしまうくらいである。もっとも牛は草食性なせいか、あまり糞は臭くない。人間の残飯を食べている犬の糞のほうがよっぽど臭い。牛の糞はかすかに芝の匂いがして、悪くない(←順応、ヤバイですね)。
もちろん、油断は禁物です。治安はもちろん、交通安全のリスクがベトナムは高いので、改めて気をつけます。
さて、最近は11/1(日)に行われる、ハノイ日本祭りの出展に向けた準備を進めています。
ドンラム村としてブースを出展するのですが、あまり普通の格好をしていてもつまらない。
バイクをブーっと走らせていたところ、ふと2月のテト(旧正月)の時期に開催されていた村のお祭りを思い出しました。
「あの衣装を着て参加したらどうだろう?」と考えたのです。
さっそく、お祭りを仕切っているお寺の住職に交渉します。
「来月、ハノイでお祭りがあって、ドンラム村を紹介します。そこで当日、この伝統的な衣装を着て参加したいから、貸していただけませんか」)
けっこう厳かな衣装である可能性もあり、門前払いされるかもと心配しましたが、あっさり快諾していただきました。
これも、10年近くに渡り、青年海外協力隊員が何人もこの村で活動をしてきたおかげなのでしょう。
もちろん私自身も人間関係を構築する努力をしていますが、最初からかなりゲタを履かせてもらっている印象です。
任地によっては日本を全く知らないとか、中国人だとからかわれたりとかいった話を聞くと、自分は恵まれていると思います。
男性は青、女性は赤やピンク。鮮やかですね。
私が着るとこんな感じになります。威厳がないですね・・。
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↓最近は気候もよく、当日が楽しみです。ドンラム村のことをもっとハノイ在住の方に知ってもらいたいと思い、お祭りに参加させていただくことにしました。たくさんの方に読んでいただけると励みになるので、ぜひクリックをお願いします。