【vol70】偉大なる前任者にお会いしました!

ベトナム首都ハノイ近郊、ドンラムで村人してます。青年海外協力隊員のminamiです。

現在、掃除機と洗濯機(脱水機)を探しています。読者の方でハノイ周辺で譲って下さる、売ってくださるという方、letteraamoroso@hotmail.comまで、連絡いただけると助かります。

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青年海外協力隊の任期は通常2年。

ただ、2年ではその地域のためになる活動をするには、時間がないことが多い。

かといって、1人の人間が何年も続けて住めるわけでもない。

そこで、通常は何代か続けて同じ職種の協力隊員が派遣されることとなる。

もちろん、独立した派遣なので引き継ぎ等があるわけではなく、活動も独自のことをやってよい。ただ、現地配属先や関係者(村人など)は、同じような目線で見てくるので、難しいところである。

ここドンラム村では、コミュニティ開発の隊員が私で4代目。その他にも建築隊員や短期隊員、シニアボランティアなど、たくさんの日本人が活動してきた。その中でもコミュニティ開発の3代目の隊員、ハルカさんの存在は、私にとって大きいのだ。そのハルカさんと、ついにお会いすることができた。現在、彼女はホーチミン在住。お忙しい身だが、空港で30分ほどお話する時間があった。

マーケティングがご専門だそう。素材に付加価値を付けてビジネスする、という意味では私がやってきた不動産デベロッパーの仕事と通じるものがある。話には聞いていたが、仕事のスタイルが似ている気がして、おもしろかった。

前任者との比較で苦しむ隊員も多いと聞く。ただ私の場合は、ハルカさんがいて本当によかったと感じている。ハルカさんがやってきた仕事を引き継ぐことで私の仕事が生まれたり、ハルカの後輩ならば、ということですぐに人間関係を構築できたりと、私にとってはいいことばかりだった。おかげで、一番大変な段階であるはずの「まずは信頼してもらう」という点が、私の場合はかなり楽ができている。ハルカさんが開発して商品にし、私が改善して販路を開拓した生茶クッキーに関しては、まさに代を超えた共同作業である。

もっとも、ハルカさんの遺産にばかり頼ってもいられない。何か1つ、本当に自分だけの力で成し遂げたというモノができたらいいな、と考えている。それができれば、もう1段成長できるはずだ。

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お忙しいところ、ありがとうございました。お互い異国で、楽しくがんばっていきましょう!

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↓初代は初代の苦労があり、後任には後任の苦労があると思います。事実は変えられないので、自分でよい状況を引き寄せるしかないですね。たくさんの方に読んでいただけると励みになるので、ぜひクリックをお願いします。

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