【vol71】約束を守られなかったとき、あなたはどうしますか?
ベトナム首都ハノイ近郊、ドンラムで村人してます。青年海外協力隊員のminamiです。
現在、掃除機と洗濯機(脱水機)を探しています。読者の方でハノイ周辺で譲って下さる、売ってくださるという方、letteraamoroso@hotmail.comまで、連絡いただけると助かります。・・・・・・・・・・
バイクの免許の更新のため、ハノイに行ってきました。配属先の人と一緒に交通局に行って手続きをしなければならないのです。
しかし、待ち合わせの少し前になって、1通のメールが・・・
「ミナミごめん。雨降ってるからバイクで行けないわ。また今度。ごめんごめん。まじごめん」
・・・よくあることです。雨が降っているならバスで来ればいいじゃん。なんで外国人のおれが来れるのに、ベトナム人が来られないの?
ただ、ここで怒ってもなにもなりません。冷静に、冷静に。「うん、わかった。次はいつなら来れる?私は○日ならいいけど・・」とメール送信。
「うん行ける。もし雨が降っていなかったらね」
・・予防線張ってきやがった。これじゃ予定を立てられない。いやもしかしたら、「余分な仕事に行ってあげている」という感覚なのかもしれません。来てくれる意思があるというだけで、感謝すべきなのかも。
ベトナムで生活し始めて1年経ちましたが、怒ることが本当に減りました(参考:外国語でケンカするな)。怒っても解決に向かうことはほとんどないし、怒らずしてベトナム語で感情をうまく表現して、納得のいく答えをもらえる自信もない。それが、引いてはさらなるストレスになってしまう。
配属先の職員は、仕事上の約束を守らないだけでなく、何よりも向上心がないように見える。例えば、誰ひとりとして外国語を勉強していません。とてもじゃないが、日本の貴重な税金を遣って支援する意味のある組織ではない。それが私には、歯がゆくてならないのです。
もっとも、私は彼らを批判しようとは思いません。彼らには彼らの生活があり、しょせんストレンジャーである私の目が正しいわけでもない。そしてなによりも、出会う人間のレベルは、自分のレベルに比例します。これは、私の大切にしている言葉のひとつなのですが、出会うべくしてこのレベルの配属先と、私は出会ったのです。だからこそ、現在配属先とほとんど一緒に仕事をせず、他の人と仕事をしているという現状は、一般的にいえばあまり推奨されることではないのですが、私がこの現状に甘んじず、精進しようとしている証だと思って、むしろポジティブに受け止めています。
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↓ハノイでひとり残されたminami。このまま帰るのもバカらしい。さて、どこに行こう?続きは次回!たくさんの方に読んでいただけると励みになるので、ぜひクリックをお願いします。
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