【Vol103】青年海外協力隊員公認!ドンラム村ツアーのお知らせ

アジア全域に寒波が訪れているようで、ここドンラム村もめちゃくちゃ寒いです。室温11度。外気は7度くらいでしょうか。10キロほど先にあるバビ山では雪が降ったそうです。冬は冬らしく寒いほうがいいのですが、この間までかなり暖かかったのを考えると、ちょっと極端で心配になります。

さて、ハノイから約40キロほど西に行ったところにある、私が暮らすドンラム村。いいところなのだが、ツアーガイドがいなければ楽しむことが難しい。そこで折に触れ、私は個人的にガイドを引き受けている。来ていただいた方には満足いただける自信があるのだが、帰国まで10カ月を切った今、これまで触れないできた問題点を解決するために、私は動くことにした。

その問題点とは、私が帰国した後のことだ。帰国してしまえば、村について詳しいガイドがいなくなってしまう。つまり、村を訪れる人が少なくなってしまう。これでは永続的な支援につながらない。minamiがいるから訪れる、というのは個人的には嬉しいことだが、村のためにはminamiがいなくても訪れる仕組みが望ましい。

その問題点を解決するために、私は民間のツアー会社とコラボをすることにした。ツアー会社には参加者の募集や送迎車の手配をしてもらう。そして当日、村に着いた参加者に向けて、私がガイド役を務める。そこで重要なのが、ツアー会社のガイドにも私のガイドする様子を観察してもらい、ノウハウを引き継ぐ、ということだ。そうすることで、私の帰国後も、ツアー会社主催のドンラム村ツアーが催行されるようになる。彼らは民間のツアー会社なのだから、商売のタネを常に探している。ドンラム村観光に対するニーズは高い(ハノイから日帰りで楽しめる観光スポットが少ないことに起因する)のだから、ツアー会社とハノイ在住者をうまくつなげられれば、成功するはずだ。その仮定のもとに、私はツアー会社にプレゼンを行った。

もちろん、私が都合の悪い時でも、ツアー会社を紹介し、参加してもらうことで、せっかく芽生えた訪れたいという気持ち、つまり機会の損失を減らすことができる。これまでは、なんとか配属先にツアーを主催してもらうよう働き掛けていたが、うまくいかなかった。そこであきらめず、民間の力を借りることにしたのだ。

売り込みに成功し、さっそく先日、ツアー第1回目を催行した。天候にも恵まれ、参加者にも満足いただけたようで、何よりである。詳しくは、ツアー会社のフェイスブックページを見てほしい。

私も直接の知り合いでない方を案内するのは初めての経験だったため、ガイドの引き継ぎまでは手が回らなかったが、まずは参加者に満足してもらい、ツアーを続けていくことが大事なこと。結果を出すこと=参加者が多ければ、自然とさまざまな解決法は出てくるもの。「成長はすべての矛盾を覆い隠す」と言ったのはチャーチルだが、個人単位でも応用できる考え方だと思う。このあたりのセンスは会社員時代の経験が役に立っている。

せっかくなので、スケジュールを紹介する。

8時30分  ハノイ出発(ツアー会社集合)

10時    ドンラム村到着、トイレ休憩

(歩きながら)歴史的な門、集会所、古民家の紹介

11時    お菓子工場見学

12時    教会見学

古民家レストランにてランチ

13時    地酒工場見学

13時30分 ツアー終了、帰ハノイ

図1

季節ごとに、獲れたての食材が出てきます。

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いかがでしたが?配属先に恵まれないのならば、他に助けを求めればいい。アンテナを張っていれば、ヒントは必ず転がっているはず。ちょっとした違和感を忘れずに、日々生活していきましょう。たくさんの方に読んでいただけると励みになるので、ぜひクリックをお願いします。ご意見ご感想や、ドンラム村に行きたい!minamiに会いたい!という人がいたら、お気軽にletteraamoroso@hotmail.comまで。メール待ってます。

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