【Vol124】日本に帰ったら、こんなことをしたい！
青年海外協力隊員にとって、自由に日本に帰ることができないのは、精神的、肉体的に、かなりの制約である。規約上、2年に1度しか帰ることはできないのだ。休暇を取っても日本に帰れないというのは、いろいろな意味でどうかと思うが、ここでは触れない。
私はいま、日本がとても恋しい。
そんなことを思い出したのも、先日、たまたまＮＨＫが映るホテルに泊まったら、桜の開花についてのニュースがやっていたからだ。
桜の開花がニュースのトップになる国って、とてもユニークだと思う。日本はいろいろな点でガラパゴスだと批判されることもあるけれど、グローバルスタンダードなんて、欧米が勝手に決めたルールに過ぎない。そして、欧米が勝手に決めたルールに従う理由は、原理的には存在しないのだ。ガラパゴスで上等だと言い切れるくらい、ユニークな国でいるという選択肢もあると思う。
村での生活を通して、私に足りないと感じたスキルのひとつに、料理が挙げられる。今の私はうどんやパスタくらいの簡単なものしか、作ることができない。だから私はいま、料理を勉強したい。そこで帰国後、まずは友人の豆腐屋さんでプチ修業をさせてもらえないか、ぼんやり考えている。豆腐の作り方、豆腐料理を知れば、たくさんのレシピをモノにできるきっかけになるし、日本料理のことを知る足がかりになる。それに、なんだか豆腐屋で修業って、おもしろいじゃないですか。現実的には職に就く必要があるので長い期間はできないが、今しかできないことをやってみたい。
ここまで書いてきて気付いたけれど、ここに住んでいる以上、日本料理の前にベトナム料理を少しでも作れるようになりたいですね。こちらも挑戦してみます。
・・・・・・・・・・・・・
たくさんの方に読んでいただけると励みになるので、ぜひクリックをお願いします。ご意見ご感想や、ドンラム村に行きたい！minamiに会いたい！という人がいたら、お気軽にletteraamoroso@hotmail.comまで。メール待ってます。
・・・・・・・・・・・
