【Vol131】ついに春募集開始!青年海外協力隊員

「あなた、苦労したでしょう。あまりそんな気配を見せないけど、すごいと思うわ」

先日、村を案内した時、日本人の年配の女性からこう誉められた。

村人から声をかけられ、コミュニティの一員として認められていることから、そう思ってくれたらしい。ありがたいことだ。

確かに、特に最初の1年は苦労した。語学、生活環境・・東京での暮らしと何もかも違いすぎる。配属先にも、恵まれたとはいえない。

でも私には、たった1つだけ、世界一といっていいほど、恵まれていることがある。

村人からの歓迎だ。

赴任直後、ひとこと、ふたこと言葉を交わせば、もう友達のような雰囲気になった。語学も拙いのに、向こうから「ミナミ、ミナミ」と慕ってくれたことに、不思議な気分を抱いたものだ。日本語教室だって、自分から教えたいと声をかけたわけではなく、向こうから教えてとせがまれている。コミュニティ開発は任地に馴染むことが大事、とはよく言われることだが、実は私は、その点で自覚的な努力を、ほとんどしていない。

前任者のハルカさんや、建築隊員のカモさんをはじめ、たくさんの協力隊員やJICA関係者が、この村で働いてきた。JICAがこれまでやってきたことに疑問符は多いけれども、私が村人から受け入れられている理由は、これまで彼らが誠実に仕事をしてきた証だと思う。

思えば、ハノイでもそうだった。バスに乗ったら、少なくない確率で、日本語を勉強しているという学生から声をかけられる。レストランに行き、ベトナム語で話すと、すごく喜んでくれる。これらはほんの一例だが、日本人であることが、マイナスに働いたことが私の経験上、ただの一度もないのだ。日本人だということを隠したことも、もちろんない。ほぼ100%といっていいほど、ベトナム人に対してポジティブな反応を与えられている国。これって、すごいことではないだろうか。

基本的に、戦後70年の日本の歩みは、間違っていなかったと、私は思う。

そんな見方を得られたのも、私が海外に飛び出したからだ。30歳のとき、いまチャレンジできなかったらいつできる?今後の人生、チャレンジしないまま終わるのか?という内なる声に動かされ、私は青年海外協力隊員への受験を決意した。そしてそのチャレンジは、成功しつつある。

日本は、恐らく世界中から、ポジティブな反応で見られる国である。だからこそ、体の動く若いうちに、世界に飛び出た方がいい。海外で生活するにあたって、最初からゲタを履かせてもらっているようなものなのだから、迷っているならばチャレンジしなければ損だと思う。

というわけで、青年海外協力隊が、ただいま春募集中です。ドンラム村の要請はありませんが、私が仕事で関わっている、ハノイのNGOの要請があります。メールいただければ合格へ向けてのアドバイスもできると思うので、ぜひチェックを。VIRIの要請はコチラ

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