【Vol153】移民のことを考える

朋あり遠方より来る、また楽しからずや。

昔も今も、遠くから友人が訪れてくれることほど、嬉しいことはない。ありがたいことに、最近は来ていただける方が多かった。そのうちの1人は、シンガポールから来てくれた友人。海外で生活する者同士、共感するところがあるのだろう。じっくり話す機会は初めてだったが、彼女の生き方や考え方に、とても刺激を受けた。

我々の世代(どの世代もそうだが)は、世の中の変化に対応していかなければならない。真面目に会社で働いているだけ、目立たず愚直に仕事をするだと、不幸になる確率が高く、その点は親の世代とは決定的に違う。だから親の世代の生き方は参考にならないし、自分で自分の満足する生き方を模索し、それを選べるだけの実力を付ける必要がある。それは基本的には厳しい道だが、可能性は自分次第という意味で、面白くもある。

戦前、移民として海を渡った日本人のことをよく考える。彼らはほとんど情報のない中で、必死で現地に馴染もうと努力したことだろう。カラダひとつで海外に飛び出すという点では青年海外協力隊員と似ているが、条件の厳しさはまったく違う。直接話を聞ける親の世代よりも、祖父母や曽祖父母の世代から学べることはたくさんあるのではないだろうか。

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シンガポール在住の友人。ドンラム村に来てくれてありがとう!



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