【Vol166】帰国日が決まりました
9/28に帰国するという連絡が来た。あとちょうど3ヵ月。ということは、私たちの直前の隊次である26-1次隊が帰国するということ。
というわけでハノイに上京し、帰国報告会、送別会、委員会に参加してきた。先輩方、2年間お疲れ様でした。
こういった行事は大人数ということもあり、楽しい反面、疲れも溜まる。特に最近は、大人数の日本人同士で時間を過ごすことがストレスになっている。会うだけでストレスを溜めてしまう人もいて、そういう人に気持ちを乱されることがしんどいのだ。
特に今回は、どういうわけか会議中に攻撃的な言葉を並べられたり、無視されたと感じることもあって、疲れてしまった。参加しなければよかったかな、とも思った。そういうことをされたのは自分に落ち度があったからかなと考え出すと、ぐるぐる思考が回ってしまう。これほどバカバカしいことはない。
物理的にも精神的にも、私は青年海外協力隊という組織を卒業する時期にきている。組織は自分の力を引き上げてくれる反面、抜けるタイミングを失うと、成長しないまま、人の顔色を伺って一喜一憂してズルズルと過ごすことになる。赴任当初は「みんなすごい。先輩たちに追い付かなければ」と頑張ってきたが、いま「ずいぶんつまらない人が増えたな」と感じるということは、相手が変わったというよりも、自分が成長し、卒業の時期が来たということ。そう捉えると、人間関係のストレスが、新たなチャレンジというポジティブな方向に変化する。
そうした意識を持つことで、与えられた既存の環境から飛び出すチャンスが生まれる。どちらかというと常に「みんなすごい」という環境に身を置いたほうが仕事は楽しい。
残りの任期は、進路について考える。これまで行ってきたことを説明する資料を作りこみ、希望する条件をもとに企業を選別していく。
今のところの希望は以下の通り。
拠点は東京。出張ベースで世界中に行きたい。
英語を使う。
ビジネス。
現場をリスペクトする社風。
BtoB。
尊敬できる社員の存在。
現状に甘んじず、孤立を恐れず、自分のするべきことを見極め、努力を続けていく人間でありたい。人生何が楽しいって、知らない人と出会うこと。一番つまらないのは、既存の人間関係のままで何となく生きていくこと。協力隊に参加して、初めて強く意識したマインドであり、それに気付けただけでも、参加した意義があった。
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