【Vol178】ベトナム伝統工芸イベント(Tohe)
ベトナム人と聞くと、どんなイメージがあるでしょう。手先が器用とか、真面目といった印象を持たれる方も多いかと思います。しかし、これまで私はそういった場面に出会うことはあまりなく、文化や工芸品といったものにも特に興味を持ってきませんでした。
しかし、先日参加してきたイベントを見て、考えが変わりました。
Hanoi kidsという学生ボランティア団体が主催しているイベントで、北部ベトナムの伝統工芸品「To he」を紹介、体験するというものでした。Toheとは、お米からできた粘土のようなカラフルな原料のこと。これを使って、塗料に使ったり、さまざまな工芸品をつくったりします。ハノイの土産物屋さんでもチラホラ見かけるものでしたが、じっくり観察するのは初めて。
日本という単語がよく出てきたので注意深く聞いていると、これに似た工芸品が日本にもあるとのこと。ただ、日本はもっと色合いを抑え、素材は土からできているところが違う。このポップな仕上がりと繊細さが、日本人好みだと感じました。
粘土をこねて、好きなものを作る。図工の教室みたいで子どもたちが喜びそうですね。加えて文化の勉強にもなる。こういう体験ツアーをつくったら流行るんじゃないかな。
講師役の村人。わざわざハノイから30キロ離れた村からいらしてくれたそうです。
minamiが作った○ラエモンと○カチュウ。すさまじい出来ですね。
カメは少しマシに作れました。
似顔絵ならぬ、似顔粘土も作れます。
お花もつくれる。おしゃれですね。
任地でこういうものを見たときに、どうすれば現金収入、コミュニティの発展につなげられるのか・・それを考えるのが、コミュニティ開発の仕事です。
・・・・・・・・・・・・・・・
たくさんの方に読んでいただけると励みになるので、ぜひクリックをお願いします。ご意見ご感想や、ドンラム村に行きたい!minamiに会いたい!という人がいたら、お気軽にletteraamoroso@hotmail.comまで。メール待ってます。